日本三大酒処広島県で酒蔵めぐり【感想あり】

竹原町並み保存地区藤井酒造:ぽつぽつ日和 酒蔵
竹原町並み保存地区藤井酒造:ぽつぽつ日和

日本三大酒処(兵庫、京都、広島)の一つとして知られています。そんな広島の酒蔵めぐりの記録をしていきます。広島に興味のある方!日本酒に興味のある方は是非ご覧ください。

広島の日本酒の歴史

酒造りは、「硬水」が一般的でしたが、1897年に「軟水醸造法」が開発され、「軟水」でも、高品質な日本酒を作ることが可能になりました。

「軟水」が酒造りに向いていないといわれる理由は、酵母の栄養となるミネラル分が極端に少ないため

軟水製法を開発した人は?

三浦 仙三郎(みうら せんざぶろう)氏で、日本の酒造家です。三浦氏は、広島で酒造業を始めましたが、失敗の繰り返しでした。しかし、原因が水(軟水)にあることを突き止め、実験を重ねて改良醸造法である「軟水製法」を開発させました。

ウィキペディアから抜粋

全国清酒品評会での成功

1907年に東京で開催された第1回全国清酒品評会で、広島の酒は優等賞を独占しました。それにより、広島での酒造りはさらに発展しました。

広島の酒蔵マップ

広島県には40を超える蔵元があり、日本酒造りが盛んであることがわかります。

広島国税局:酒蔵マップ

マップ上の酒蔵情報

No.市町村酒蔵代表銘柄売店見学
1庄原市生熊製造超群ありできる
2庄原市北村醸造場菊文明あり
3庄原市比婆美人酒造比婆美人純米酒
4庄原市花酔酒造桜酔あり
5神石高原町三輪酒造神雷あり
6三次市山岡酒造瑞冠ありできる
7三次市美和櫻酒造美和桜ありできる
8安芸高田市向原酒造純米大吟醸
神の蔵
ありできる
9北広島町小野酒造老亀 純米吟醸あり
10安芸太田町川本酒造場清酒 三段峡あり
11福山市天寶一中汲み
純米大吟醸40
あり
12尾道市吉源酒造場寿齢あり
13三原市醉心山根本店純米吟醸
醉心稲穂
ありできる
14竹原市藤井酒造龍勢あり
15竹原井市中尾醸造誠鏡あり
16東広島市賀茂鶴酒造大吟醸特製
ゴールド賀茂鶴
ありできる
17東広島市福美人酒造広島特製精魂
大吟醸 蔵乃華
あり
18東広島市亀齢酒造亀齢あり
19東広島市西條鶴醸造西條鶴あり
20東広島市賀茂泉酒造朱泉 本仕込ありできる
21東広島市白牡丹酒造日本酒 白牡丹ありできる
22東広島市山陽鶴酒造山陽鶴あり
23東広島市柄酒造於多福ありできる
24東広島市今田酒造本店富久長あり
25東広島市金光酒造賀茂金秀あり
26熊野町馬上酒造場大号令ありできる
27呉市盛川酒造白鴻あり
28呉市三宅本店千福あり
29呉市相原酒造雨後の月
30呉市宝剣酒造宝剣
31呉市中野 光次郎水龍ありできる
32呉市榎酒造華鳩ありできる
33呉市林酒造三谷華
純米大吟醸
ありできる
34安佐北区旭鳳酒造旭鳳ありできる
35中区原本店蓬莱鶴
純米吟醸 奏
ありできる
36安芸区梅田酒造場本洲一ありできる
37西区小泉本店御幸あり
38佐伯区八幡川酒造八幡川ありできる
39廿日市市サクラオ ブルワリーアンドディスティラリー一代 弥山あり
40江田島市江田島銘醸同期ノ桜
純米
ありできる
41江田島市津田酒造清酒上撰
島の香
あり

広島県で使用される日本酒用のお米

八反錦(はったんにしき)

広島県で誕生した酒米で、大粒で心白が大きいのが特徴です。

千本錦(せんぼんにしき)

広島県オリジナルの酒米で、八反錦と山田錦の交配によって生まれました。

山田錦(やまだにしき)

全国的に有名な酒米で、広島県でも栽培されています。

改良雄町(かいりょうおまち)

雄町を改良した品種で、広島県で栽培されています。

こいおまち

広島県オリジナルの酒米で、改良雄町と他の品種を交配して作られました。

萌えいぶき(もえいぶき)

広島県オリジナルの酒米で、夏場の高温に強い特性を持っています。

さゆかのぽつぽつ酒蔵巡り!【in広島】

藤井酒造

住所

広島県竹原市本町3-4-14(町並み保存地区内)

設立

1863年(文久三年)

ネット販売

公式ONLINE SHOP

営業日

火~日曜日:11:00~16:00 

定休日

月曜日(祝日の場合は翌日)

Instagram

龍勢-Instagram

売店

酒蔵交流館

龍勢:限定酒|ぽつぽつ日和
龍勢:限定酒|ぽつぽつ日和

購入したお酒

龍勢:ゆらぎの凪

龍勢の限定酒シリーズ!香りもよく、さわやかで飲みやすかったです。

龍勢:無垢の系譜

龍勢の限定酒シリーズ!コクがあって深みがあって、熱燗がオススメですが、冷酒でもおいしい!

感想

使わなくなった、仕込み蔵を交流の場として開放されている酒蔵交流館に行ってきました。広い空間に、おちょこやとっくりなどの雑貨がおかれ、大人心をくすぐる空間になっています。御酒印帳が販売されていて、ついつい購入。酒蔵めぐりが楽しくなります。

店内では、試飲もでき、試飲ブースでは各お酒の特徴が簡単なグラフ図となっており、どんなお酒をチョイスするべきかわかりやすかったです。

私は、辛口2種を試飲し購入しました。ついつい全部欲しくなってしまいますが、、、次の楽しみに取っておきます。

まとめ

広島では、酒造りが盛んだったので、酒造りが向いていない地域だったとは信じがたかったです。ですが、そういったハンディがあったからこそ新しい製法が生み出され、日本三大酒処に選ばれるほどになったのだと

タイトルとURLをコピーしました